2001年式キャンピングカージル君の大改造(大改装)ビフォーアフター【その08】
キャンピングカーのリフォームと言うか、改造を諸般の理由により行うことにしました。その時の様子をやや詳しく紹介していくことに。
題して『2001年式キャンピングカージル君の大改造(大改装)ビフォーアフター』と言ったところか。
引き続いて今度はシンクとコンロが一体になったユニットを取り外していきます。シンクとコンロをを固定している木ネジを数本取り外し、軽く浮かせておきます。
シンク下の配管やガスコンロの配管はあらかじめ外して(切断)あるので比較的スムーズに取り外しは完了。思いのほか大きめの開口部が開きました。
コンロ下に設置されていた断熱用のFRPトレイの上にゴミが溜まっていたので、ダイソンのハンディークリーナーで軽くお掃除。今回はこのダイソンのハンディークリーナーが大活躍。このハンディークリーナーが無ければ、キャンピングカー内が埃やゴミだらけになったと思います。
コード付きの掃除機が使えない場所では、本当に重宝するアイテムとなりました。ただ、MAXモードで使用すると、使用時間が『6分』とウルトラマン並に短いため、その点は配慮が必要。
とりあえずチョコチョコ使い、充電が切れたらその日の作業は終了という感じで、うまく使えばとっても便利。
収納スペースに取り付けてあるスイッチやコード類も外していかなければなりません。
意外に細々とした木ネジやスイッチ、水栓の取り外し等、なかなかに時間が掛かります。分解するのにこれだけ時間が掛かるのだから、組み立てるのはもっと大変だと思います。
キャンピングカーの内装の一部でこれですから、キャンピングカー全体ともなれば膨大な時間が掛かり、それが価格に反映されているとすれば、キャンピングカーがそれなりに高額なのも分かる気がします。
それでも、昨今のキャンピングカーのフル装備で800万円からという価格は、いくら何でも『高過ぎやしないか?』と思っているのも事実。
続いて混合水栓も取り外していきます。
混合水栓のため、お湯と水を供給するホースが付いています。でシャワーを使ったことは度々ありますが、この混合水栓でお湯を使ったのは数える程しかないと思います。
というのも、こちらの混合水栓から水やお湯を出すには、80リッターの清水タンクに水を入れ、ボイラーを作動させてお湯を作らなければなりません。それが面倒で使わなかったということもあります。
そういった意味においては、使用頻度の低い装備品のひとつでした。
ホースが固くて取れないため、こちらもアッサリと切断です。
ところが、ホースを切断しただけでは混合水栓を抜き取ることが出来ず、やむなくホースクランプを取り外し、ホースを縦に裂いてホースを取り外していきます。
狭い場所でカッターを使うため、指を切らないよう注意をしながらの作業となりました。
そんなこんなもありましたが、無事に混合水栓も取り外しが完了。それなりに経年劣化の跡が見てとれますが、まだまだ使えそう。