2001年式キャンピングカージル君の大改造(大改装)ビフォーアフター【その11】
キャンピングカーのリフォームと言うか、改造を諸般の理由により行うことにしました。その時の様子をやや詳しく紹介していくことに。
題して『2001年式キャンピングカージル君の大改造(大改装)ビフォーアフター』と言ったところか。
これは最後部のシンク、コンロが装備されている収納スペースを撤去した後、加賀フィッシングエリアに釣りに行った時の様子。
カセットコンロを置くカウンターが現在は無いため、床に直置きして使用しています。その他ランディングネット等を置く場所も広々としており、このままでも結構使い勝手が良いのではないかと思ってしまう程。
それでもまだまだ改装の道半ばのため、次なる作業に着手していきます。次の作業はサードシートの一時的な撤去。
サードシート台座部分を覆っている板を一枚ずつ取り外していきます。この板が結構分厚くて重量があり、四辺に取り付けてあるため、全部合わせると10kg程の重量がありそう。
強度部材としてではなく、化粧用部材のため、そこまでの丈夫さは求めていないのですが、この辺りがバンテック社のキャンピングカーの家具が丈夫だと言われている所以なのかもしれません。
バンテック社のキャンピングカーは断熱は御粗末ですが、家具の造りだけは非常に評価できると思っています。ただ、再三このブログでも申し上げておりますが、次に購入するキャンピングカーにバンテック社のキャンピングカーはありません。
壁際の側板を取り外すのに少し手こずりました。壁面との距離が近いため、普通のプラスドライバーが入らず、少し短いプラスドライバーを無理矢理ねじ込み、何とか側板を取り外すことができました。
側板を取り外すとこんな感じ。鉄製の台座が丸見えとなり、やはり化粧板があった方が見栄えがすることは確か。普通乗用車とシートの形状が違うため、うまく台座部分を目立たなくさせるには、やはり板などで覆うしかないのも事実。
台座を固定しているボルト・ナットを取り外せば、サードシートを動かせるようになりました。ちなみに、サードシートを固定しているボルト・ナットはサブフレームにキャンピングカーの床下からガッチリと留められており、この辺りは安全性に配慮した造りとなっています。
聞くところによれば、シートをサブフレーム等の鉄部に固定せず、床板の合板に固定しているだけのキャンピングカーもあるということなので、この辺りの構造はキャンピングカービルダーに直接確認してみるしかありませんね。
ハイエースやキャラバン等、床面の下が鉄板のベース車両であれば、それなりに強度が保てる上、元々シートを取り付けるアンカー等も打っているため、そのようなことは無いと思いますが・・・。
しかしこのサードシートの重量は相当なモノ。全体で40kg以上はありそうな感じで、これを一時的に自宅に保管しておくのは容易ではなさそう。
確かにシート内には鉄のフレーム、さらに台座も鉄のフレームが組まれている構造のため、重量があるのは仕方ないところ。これらのシートが2脚にサブバッテリー、トイレ、冷蔵庫、収納スペース、その他水タンクや車両の燃料等、「そりゃ~キャンピングカーの総重量はトンでもないことになっているだろうなぁ~」ということが容易に想像できます。
このままではキャンピングカーの車外に出すのも一苦労だと思って眺めていると、フレームを上下で分解できるポイントがあることを発見。
早速六角レンチでボルトを緩めていきます。
うまい具合に台座部分と分離させることが出来ました。これでシート部分と台座部分に分割ができ、何とか運べるように。
サードシートを一時的に取り外した様子はこんな感じ。キャンピングカー後部居室部に広い空間が出来ました。サードシートをボルトで取り付けていた部分には床下から貫通穴が空いているため、とりあえず養生テープで穴を塞いでおきます。