2001年式キャンピングカージル君の大改造(大改装)ビフォーアフター【その37】
キャンピングカーのリフォームと言うか、改造を諸般の理由により行うことにしました。その時の様子をやや詳しく紹介していくことに。
題して『2001年式キャンピングカージル君の大改造(大改装)ビフォーアフター』と言ったところ。
キャンピングカー内に新たにシンクを取り付けているところです。既存のシンクは撤去してしまったため、最初から造り直さなければなりません。
シンクの設置はキャンピングカーの構造要件のひとつとなっているため、設置していなければ車検に通りません。実際の状況としても、シンクが無い状態では便利が悪いため、構造要件云々というより、実用性上の問題があるため、設置は必須といったところ。
インターネットの通販で購入したキャンピングカー用の12V仕様の水栓を仮留めしてみます。取り付け用の穴は随分昔に購入していた太い木工用ドリルの径がピッタリ合い、簡単に穴をあけることができました。
水を出すために回す部分がスイッチも兼ねているため、細い配線が通っています。その配線も慎重に引き出します。
後はプラスチックのナットで水栓を固定し、ホースを取り付けたら準備は完了。写真にはありませんが、ホースの接続部分にはステンレス製のクランプを使い、ホースが抜けないようにしてあります。
続けて水中ポンプの配線をしていきます。逆に繋ぐと水が出てこないため、テスト配線をし、紙コップの水を吸わせてみたところ、勢いよく水が飛び出しました。
写真では分かりづらいですが、工具の周辺に水が飛び散っています。思いのほか水の勢いが強く、コレであれば水栓から問題なく水が出てくると思われます。
リレーが壊れてしまっているため、今回は細い水栓の配線と、やや太い水中ポンプ用の配線を直結。12Vで電流もそれ程多く流れないため、コレで十分かと。
もし何か不都合があれば、リレーを買い直して配線をやり替えるつもり。
排水ホースは既存のホースと新設のホースを繋ぎ合わせます。異径アダプターを探せばありそうな感じですが、ここは直接太いホースに細い既存のホースを突っ込み、無理矢理固定してしまいます。
隙間はお得意のシリコンコーキングで埋め、水が漏れないようにする予定。特に水圧が掛かる部分ではないため、十分かと思われます。
タイラップで縛り、シリコンコーキングを隙間と周辺に塗りました。
かなり大量に塗ったつもりでしたが、後日シリコンコーキングが乾いた状態で水を通したところ、隙間から盛大に水漏れしたため、さらに厚塗りをして漏れを止めたという後日談もアリ。
そんな苦労もしつつ、今度はシンクの枠を組み上げていきます。後方の壁は新たにあけたドア部分の壁があるため、前方、右側面、上面の3面を造るのみとしました。
ちなみに壁の部材は1,000円ちょっとで購入した12mmのコンパネを使い、かなりのコストダウンを図りました。それでもウインチを含めた今回の改造(改良)費用は10万円程になっています。
水中ポンプにも給水ホースの取り付けが完了し、着々とシンク新設の準備が進んでいきます。